蝶々結び
自動販売機でジュースを二本買って、一本を白田君に渡した。
「あっ、ありがとうございます!」
額に汗を滲ませている白田君は、笑顔でジュースを受け取ってくれた。
「野球やってるの?」
「中学まではやってました」
「今はもうやらないの?」
何だか勿体ない気がして、真剣な表情で尋ねた。
「そうっスね……。生徒会との両立は難しいし……」
「勿体ないよ!生徒会にも部活やってる子はいるし、白田君もやればイイのに!」
あたしは興奮気味に言って、白田君の返事を待った。
「野球はただの趣味なんスよ!今は生徒会が結構楽しいし、そのうちバイトもしたいし……」
「そっか……」
惜しい気持ちもあったけど、あんまり言うのは悪いような気がして…
それ以上、野球の事には触れなかった。
「あっ、ありがとうございます!」
額に汗を滲ませている白田君は、笑顔でジュースを受け取ってくれた。
「野球やってるの?」
「中学まではやってました」
「今はもうやらないの?」
何だか勿体ない気がして、真剣な表情で尋ねた。
「そうっスね……。生徒会との両立は難しいし……」
「勿体ないよ!生徒会にも部活やってる子はいるし、白田君もやればイイのに!」
あたしは興奮気味に言って、白田君の返事を待った。
「野球はただの趣味なんスよ!今は生徒会が結構楽しいし、そのうちバイトもしたいし……」
「そっか……」
惜しい気持ちもあったけど、あんまり言うのは悪いような気がして…
それ以上、野球の事には触れなかった。