蝶々結び
修学旅行の最終日の朝。
ホテルを後にして、国際通りに向かった。
首里城や美ら海水族館とは一変して、国際通りは都会の風景とほとんど変わらない。
次の集合時間まで自由行動になっているから、優子と一緒に国際通りを歩いた。
途中で何軒もの店に入って、お土産を見て…
昼前には、ソーキそばが食べられると言う小さな食堂に入った。
この三日間、沖縄料理に嘆いてばかりいた優子は、ソーキそばだけは気に入ったらしくて…
「美味し〜♪」
すごく幸せそうな笑顔で何度も言って、きちんと完食していた。
集合時間に合わせてバスに戻ると、後は空港に直行するだけ。
帰りの飛行機では、恐怖心も無くなっていた。
また窓側の席に座っていたあたしは、真下に広がるエメラルドグリーンの海を見えなくなるまで見つめていた。
ホテルを後にして、国際通りに向かった。
首里城や美ら海水族館とは一変して、国際通りは都会の風景とほとんど変わらない。
次の集合時間まで自由行動になっているから、優子と一緒に国際通りを歩いた。
途中で何軒もの店に入って、お土産を見て…
昼前には、ソーキそばが食べられると言う小さな食堂に入った。
この三日間、沖縄料理に嘆いてばかりいた優子は、ソーキそばだけは気に入ったらしくて…
「美味し〜♪」
すごく幸せそうな笑顔で何度も言って、きちんと完食していた。
集合時間に合わせてバスに戻ると、後は空港に直行するだけ。
帰りの飛行機では、恐怖心も無くなっていた。
また窓側の席に座っていたあたしは、真下に広がるエメラルドグリーンの海を見えなくなるまで見つめていた。