蝶々結び
翌日、あたしは学校に向かいながら、また昨日の男の子の事を考えていた。
別に特別な感情がある訳じゃないけど、少しだけ不思議な空気を纏った人だったからか、頭から離れない。
童顔だったけど、綺麗な目鼻立ちだったからアイドルとか出来るかも……
それはないか……
とにかく、そんなつまらない事ばかり考えていた。
校門を潜(クグ)ると、クラス表が貼られている掲示板を確認した。
何組かな……?
あたしは、クラス表から自分の名前を探した。
あっ、あった!
二年一組の欄に、あたしの名前が書いてある。
担任は……?
担任の欄を見ると、そこには『上杉(ウエスギ)』と書いてあった。
上杉なんていたっけ……?
生徒会をしている事もあって、先生の名前は全員知っているつもりだったんだけど…。
別に特別な感情がある訳じゃないけど、少しだけ不思議な空気を纏った人だったからか、頭から離れない。
童顔だったけど、綺麗な目鼻立ちだったからアイドルとか出来るかも……
それはないか……
とにかく、そんなつまらない事ばかり考えていた。
校門を潜(クグ)ると、クラス表が貼られている掲示板を確認した。
何組かな……?
あたしは、クラス表から自分の名前を探した。
あっ、あった!
二年一組の欄に、あたしの名前が書いてある。
担任は……?
担任の欄を見ると、そこには『上杉(ウエスギ)』と書いてあった。
上杉なんていたっけ……?
生徒会をしている事もあって、先生の名前は全員知っているつもりだったんだけど…。