Wrath~止まらない怒り~



次の日一一



昼休み色に
屋上へ呼び出された。



「話ってなんだ?」


俺は色の顔を見るなり
切り出した。



「あら、冷たいのね。
心配しなくても
あの子には、もう手は
出さないから
安心しなさい。」



色は右端の口角を
少し上げ小さく笑った。



「次、鏡花に何かしたらマジで殺すからな…。」





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