Wrath~止まらない怒り~



「でも…
感謝して欲しいわ
あたしの作戦であの子を手に入れたんだから…」


「なんだと?
最初は態とらしく
鏡花を狙うチャンスとか言ってて後から
あれは作戦だったって
馬鹿にしてんだろ?」



「あら、あたしが折角
教えてあげて
その上、手を貸して
あげたのに…
それに言われた通りに
した焔も同罪でしょ?
お陰で、あの子も手に
入れたんだしね♪」


「っ…!」



何も言えななかった…


確かに俺は色の
計画した通り
虐めにあった鏡花を
助け赤馬の所へ
戻れないように虐めの
事を鏡花に話した。





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