Wrath~止まらない怒り~



色は俺の身体に腕を
回し甘い声で囁いた。


「会いたかったわ♪」


「あぁ、俺もだ。
中入れよ…」



抱き着いた時
色から仄にコロンの
香りが漂い心臓が
激しくなる。



色は寝室のベッドに
腰を下ろし
悩ましげに脚を組んだ。



俺は、さっき冷蔵庫に
入れた飲み物と
果物を持って行く。


「怠、飲み物と
果物は後でいいから
こっちに来て♪」





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