Wrath~止まらない怒り~



準備を終えたようで
怠が目で合図する。


「焔、恥ずかしがらず
ちゃんと可愛がらないと駄目だからね…。」


「分かってる。」



服を脱ぎ鏡花に覆い
かぶさると
昨日のように
乱暴ではなく優しく
愛撫する。



そう…
この行為を記録する
そして薬を与え
抱く事で少しずつ身体に
覚えさせ俺なしでは
生きられないように
するのが今回の目的だ。



本来なら一ヶ月と
時間を掛けて
身体に教えなければ
いけないが
それでも繋ぎ止める為の
材料には十分だと
判断したからだった。





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