Wrath~止まらない怒り~


有無を言わず
私は強制的に旧校舎へ
連れて行かれた。


薄暗く不気味な廊下は
歩く度に軋む音が
する。



突き当たりの教室へ
入ると扉を閉められて
しまい、逃げる事も
出来ない。


リーダーっぽい子が
一歩前に出て
口火を切った。


「アンタさ~自分の
立場分かってんの?」


「どういう意味?
それに私は
あなた達と初対面なのに…」

ガンッ!!





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