Wrath~止まらない怒り~
でなければ俺に
あんな事を
言うはずがない。
まだ辺りが薄暗い
朝に家に帰宅した時
珍しく俺より先に
帰ってた、あの女が
俺に詰め寄った。
『こんな時間まで一体、何処で何を
していたのよ!』
その言葉に
俺は怒りの火が付いた。
『はっ?何、
母親面してんだよ!!
そういう事はな、
母親らしい事してから
言えよ!!』
バシッ
『なんか…
あんたなんか、産まなきゃよかったよ!!』