Wrath~止まらない怒り~




そこには以前の鏡花の
面影はなく
酷く痩せ細り心無しか
表情も暗く
背中まであった
綺麗な髪も短く
ショートになっていた。



そして隣には焔が
鏡花を守るように肩を
抱き寄せて歩いていた。



俺は混乱した。
一体、鏡花に
何があったのか…



何故、鏡花の隣に
焔が居るのか…



堪らず俺は
二人の前に出た。





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