ふたり



『俺、車出すし3人で先に下降りてて。』




「うん!ありがと〜。
勇人くん、あみ行くよ。」








あたしは勇人くんとあみを連れて下へ降りた。




あみは楽しいらしく走ったら
転んでしまった。



「わーん。あしいたいぃ〜…!!」



あみは一度泣き出したら
なかなか泣き止まない。




「あみー。もう泣かないの。」


あたしがいくら言っても
あみは泣き止まない。




すると、勇人くんが

「あみちゃん。いたいのいたいのとんでけ〜!!」


おまじないをしてくれた。



「もういたくなくなるよ。
あみちゃんにアメあげる!!」


いちごのアメまでくれた。




「あめちゃんおいしー!!
はやとくんありがとう。」




「もうだいじょうぶ?」




「だいじょーぶ!!」




あみが泣き止んだ!!


勇人くんは本当に3歳にしては
すごくしっかりしている。






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