†赤月学園†


「失礼します」

と理事長室に入って来たのは、銀髪の青年だった。


「…虹野って銀句か。久しぶり」


青年…虹野銀句は潤を見るや否や、眉間に手を当てわざとらしく溜息を吐いた。


「潤…また問題児が増えた……」


どうやら、特異クラスの面々は性格も特殊らしい。


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