カミヒコウキ、トオクマデ。
夏の顔が真っ赤だった。
私の顔も真っ赤だった。
「えと・・・佐奈ちゃんが海のこと、好きなことは知ってるよ。だから利用していいよ、オレのこと」
リヨウシテイイョ、オレノコト。
優しいと思った。
利用してでも
海を忘れたかった。
私、最低かな??
だって海には
彼女がいるんだ。
でも、ね。
無責任な大丈夫を
夏のことを
信じたいって思った。
それでも
受け入れちゃダメ。
そんな気がした。
「オレね、
この返事いつでも
いいよ。
さすがに10年後までは
保証できないけど」
私の何かを読み取った彼はそう言って笑った。
なんだか淋しげに笑った。
私の顔も真っ赤だった。
「えと・・・佐奈ちゃんが海のこと、好きなことは知ってるよ。だから利用していいよ、オレのこと」
リヨウシテイイョ、オレノコト。
優しいと思った。
利用してでも
海を忘れたかった。
私、最低かな??
だって海には
彼女がいるんだ。
でも、ね。
無責任な大丈夫を
夏のことを
信じたいって思った。
それでも
受け入れちゃダメ。
そんな気がした。
「オレね、
この返事いつでも
いいよ。
さすがに10年後までは
保証できないけど」
私の何かを読み取った彼はそう言って笑った。
なんだか淋しげに笑った。