【君のカラダに接続中】
『大丈夫!?

 団子ちゃん!!

 ・・・っ!?

 血・・・血じゃないのよコレ!!

 誰かっ、院長呼んで来て!!』



看護婦さんがきて、もう一人の看護婦さんにそんなことを言った。



あたし・・・血を吐いたの―――?


吐くのに精一杯で吐いたものを見ていなかった。



あたしは恐る恐る目を開けると、


目の前にあるのは床に吐き出された大量の血だった。



「ひぃっ・・・。」



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