ケロケロ。
「わざわざゴメンね。」
私は申し訳なくなって
それと同時に切なくなった。
私はこの日から
自分から電話をする事は
滅多になくなった。
でも、りー君は
必ず3時少し過ぎた頃に
電話をくれた。
電話が無い日は
外が雨の日くらいか
バイトの忙しさで
りー君が疲れているときくらいだった。
時間があるときは
私に電話をくれた。
それが凄く凄く嬉しかった。
りー君、大好き。
電話中、心の中で
いつもそう思った。