あの夏の日
顔を見ると、そこには、あの日の『愁くん』がいた。


「あっ、あの時の!!こんにちわ(-^^-)」

《よかったぁ!人違いだったらどうしよぅ!って思ってたんですよ。》

かわいいな。

「人違いぢゃないですよ。」

《お久しぶりです。美怜さん》

「名前覚えてくれたんですか」

《いやえっと、その…はい。》

愁くんは照れながらそう言った。

普通に嬉しい。

「そういえば、愁くん家ここの近くなの??」

《あ、うん。》

そうなんだ。

《美怜さんは?!》

「あたしもだよ!ってゆぅか、美怜でいいよっ!!」

さん付けとか変だし。

《あ、じゃあ、俺も愁で。》

「愁は何してたの?!」

《俺は///今からバンドの練習に行くんだ!》

「愁バンドしてるんだ?!」


そぅいえば、ギター持ってるや。気づかなかった。

《うん。一応ギターなんだ!》

「へぇ!かっこいいねっ!!」


《そうかな/////》

そう言った愁の顔は真っ赤だった。

かわいー(^∀^)




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