私、いくら?
「初めまして!
木崎ねね(キサキネネ)
って言いまぁす☆」
はっとなって返事をする
「初めまして!
桑原陽菜って名前だよ
陽菜って呼んでね
ねねちゃん何歳?」
「17歳ですよ〜」
私は目を見開いた
「えっ?!同い年?
うそっまぢで?!」
ねねちゃんの横にいる周も
今同い年と知ったみたいで
目を見開き驚いている
とても動揺している私を見て
ねねちゃんがクスッと笑う
「驚いたぁ?
ねね童顔だから
みんな年下と
勘違いするんだよね」
「「まぢ年下かと思ったし!」」
周と私の声がかぶり
ねねちゃんはまた笑った
「だから
ねねって呼んでね!陽菜!」
「よろしくね!ねね」
私はこの時知らなかったんだ
ねねとの出逢いが
私の人生を狂わすことを‥