【詩集】吟遊詩人になる前に
『地球の最後にうたう歌』
瑠璃色の雪が
この星を覆っている
花も咲かないこの星を
ボクの仕事は
この星を脱出するためのロ
ケットを作ることだった
材料もわからない食べ物と
引き換えに
キミと二人で暮らすために
明日の朝
ロケットは飛び立つ
二人にチケットはないから
人の骨を燃やした暖炉の前
で
背中が痛くなるまで愛しあ
った
二人が眠りにつく頃
カミナリのように
ロケットが爆発した
雲がちぎれて光が射した
太陽の光を二人で見てた
青い空の下で歌をうたおう
地球の最後にうたう歌
はじまりを告げる
歓喜の歌を
明るい未来を描きながら…
この星を覆っている
花も咲かないこの星を
ボクの仕事は
この星を脱出するためのロ
ケットを作ることだった
材料もわからない食べ物と
引き換えに
キミと二人で暮らすために
明日の朝
ロケットは飛び立つ
二人にチケットはないから
人の骨を燃やした暖炉の前
で
背中が痛くなるまで愛しあ
った
二人が眠りにつく頃
カミナリのように
ロケットが爆発した
雲がちぎれて光が射した
太陽の光を二人で見てた
青い空の下で歌をうたおう
地球の最後にうたう歌
はじまりを告げる
歓喜の歌を
明るい未来を描きながら…