【詩集】吟遊詩人になる前に
『沖縄にて』
あの日も
俺ら、こんなふうに
肩を並べて
海を見てたよな
曇り空
夕日は雲の向こうにあって
光だけが薄く透けてた
色々あって
話したいことあったけど
何て言っていいかわかんな
くて
二人で黙って
海を見てた
曇り空から
いつしか
雨が降ってきた
あれから何年たったのかな
今日もまた
俺ら
肩を並べて
海を見てる
故郷を離れて
沖縄の海を
二人で見てる
俺ら
行く道は違ったけど
同じ孤独を転がして
ここまで来たんだ
すべてとか
何かとか
変わったワケじゃないけど
重ねてきたモノ
思いながら
二人で黙って
海を見てる
今日もまた
変わらない曇り空
でも
雨が降り出すのは
明日になるだろう
なぁ…
明日、土砂降りの雨でも
お前といれば
なんくるないさ
俺ら、こんなふうに
肩を並べて
海を見てたよな
曇り空
夕日は雲の向こうにあって
光だけが薄く透けてた
色々あって
話したいことあったけど
何て言っていいかわかんな
くて
二人で黙って
海を見てた
曇り空から
いつしか
雨が降ってきた
あれから何年たったのかな
今日もまた
俺ら
肩を並べて
海を見てる
故郷を離れて
沖縄の海を
二人で見てる
俺ら
行く道は違ったけど
同じ孤独を転がして
ここまで来たんだ
すべてとか
何かとか
変わったワケじゃないけど
重ねてきたモノ
思いながら
二人で黙って
海を見てる
今日もまた
変わらない曇り空
でも
雨が降り出すのは
明日になるだろう
なぁ…
明日、土砂降りの雨でも
お前といれば
なんくるないさ