記憶の足跡
はじまりの日
「パチ」
私は目を開けた。
「パッ」
目に衝撃がはしった。
思わず目を閉じた。
「まぶしい・・・」
そして、今度はゆっくりと開けてみる。
しばらくすると、目が慣れた。


・・・どうやら、ベッドで寝ているらしい・・・。
私から見て左手に窓があって
風が入ってくる。
気持ぃー・・・


今、何時だろう?起きないと。
私はベッドから降りた・・・
「・・・え・・・」
思わず
声に出た言葉。
だってそこは、この部屋は・・・
私の部屋じゃない!

じゃあ、本当の私の部屋は?




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