☆★グリン・ピース★☆
光は父の事務所に

とって返した。

急がなければ・・・


間宮の元には叶野がいた。

ビジネススーツに身を包み

堅気と見分けはつかない。


でも、身についた凄みは

伝わってきた。


「俺の息子だ。

これから世話になる。

顔を覚えてやってくれ。」


「はい、坊ちゃん。

間宮社長とは古い仲でして。

お世話になっております。

坊ちゃんが権利書を預かると

聞きましたが・・・」


「そうだ。こいつもそろそろ

一人立ちしなきゃならん。

T-システムに契約に行かせる。

部下を付き添わせるから

安心してくれ。」
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