☆★グリン・ピース★☆
実麗は窓際のベッドに

横になっていた。


光に一縷の迷いもなかった。


「実麗、体調はどう?」


「・・・・・

貴方にはもう会うまいと

思ってた。」


「そうだろうな。

でも、最後のお願いだ。

俺は君達を苦しめ追い込んだ。

自分のやったことの責任は

とるつもりだ。」


「今更、どうするっていうの?」


「俺を憎んでいるか?」


「・・・・・・」


「憎んでいても・・・

それでも、俺はその子の

父親になりたいと言ったら・・

君は嫌か・・?」
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