☆★グリン・ピース★☆
<そうだ、そろそろ

お茶でも入れてこようかな?>

気分転換は必要だ。


給湯室に行き

人数分のカップを用意して

コーヒーを注ぐ。

その時、誰かが入ってきた。


「あっ!」

私はコーヒーを溢しそうになった


「貴方は・・・!」


そこには、忘れもしない

送別会の日

無理やりキスを奪った

あの男の子が立っていた。


酔ってはいたが

至近距離で見たから

顔はしっかり覚えている。
< 24 / 455 >

この作品をシェア

pagetop