☆★グリン・ピース★☆
俺はただその日の約束の為に

東京に来た。


絶対に会えると信じてた。


携帯番号さえ知らない俺が

この広い都会で

すぐに実麗に会えるなんて

普通なら思わないけど・・・


俺はバカほど純粋だった。


俺だけの思い込みだったのに・・

彼女の気持ちなんて

確かめた訳でもないのに

笑える・・・



だけど・・会えたんだ!

奇跡的に。


神様は見放さなかった。

あの居酒屋で偶然・・・

亜美を見かけてその隣を見たら

ずっと忘れた事のない懐かしい顔。


メイクや髪型は変わっていたが

俺にはすぐ実麗だってわかった。

瞬間的に・・・
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