☆★グリン・ピース★☆
「ね、どしたの~?

ボッとして~。

さては、今日デートか?」

「うん、あぁ、まあね。」

亜美にもさすがに

キスの件は話せない。


「ねぇ、今の子知ってる?」

「え? どの子?」

「いや、まぁいいや!」

亜美は気づいてない様子。

「それより出発は来月でしょ?

アパートの片付けとかも

よかったら手伝うよ~!」


「ありがと。

そだね。頼むよ~!」



コーヒーを運びながら

私はあの子を探したが

見当たらない。

もしかしてこの

フロアーじゃないのかな・・?
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