☆★グリン・ピース★☆
光はそれから

会社に行き

父が自分のために

権利書を手放してくれた事を

知った。


光は父の決断に心から

感謝し、今までの非礼をわびた。


父は、お前の幸せ以上に

大切なものはない、

そう言ってくれた。


苗場からの伝言があった。

<実麗を頼みます。

幸せにしてやってくれ。

君のお父さんは凄い人だ。

俺の目指す人物が一人増えたよ>


光はすべての自分を取り巻く

人間の愛を見た。


一人で生きていたのでは

ないことを身をもって感じた。
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