君にだけ



ついに、自分からカミングアウト。

しかも全然知らない赤の他人の、

チャラ男に。




 「え・・・?」

 「唐突にスイマセン。でも、男の人に
  触れられて、拒絶反応起こした事ないの
  今回が始めてんです。」


 「は、はぁ・・・。」

急に、全てをさらけ出した感じがして
恥ずかしくなる。

ある意味で今の告白だよね。
好きって言ってるようなもんじゃん。


 「あぁーもう、なんかすいません。別に
  何か特別なこと求めてたりしてる訳でもないし、
  好きって言ってるわけでもないんで、
  勘違いしないで下さいね!!!」

軽い言い訳。




 「なんか・・・・・」
< 15 / 27 >

この作品をシェア

pagetop