君にだけ

 「あ、もう7時だ。逢に怒られる。」


 「あ、送ってくよ。」



チャラ男があたしの手を握る。













 「キャー------------------!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」







やっぱり、直ってなかったっぽい。



  「うわっ、ごめん!!叫ばんといてーや!!
   不審者や思われて、サツ送りやー」

  

  「あ、ごめん。ってか、やっぱり。
   チャラ男さんに対しての、
   男性恐怖症直ってないみたい。」





  「だから、その呼び方ヤメイっ」
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