君にだけ
基本、不良系が無理なあたし。






 「菊ちゃーん、許してーん。ごめんちゃい♪」

「熊居、お前もうちょっと先輩らしい振る舞いが
  できんのか、だいたいな・・・

 「あ、分かりました!!すいませんでした!!
  以後気をつけます!!じゃあ、」

熊居先輩は仲間の人たちと逃げていく。

 「おいっ!話をそらすな!!」

心があたしの肩をたたく。

 「ねぇ、あの人誰だろ。あの女のこ。」

あたしたちが見ている先に居たのは、
黒髪できれいな顔立ちのいかにもお嬢様。

 「もしかして転校生かな!!」




そうであってほしい。







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