君にだけ

ぶつかった人はかなり不良系の男子。

絶対性格はパッと見て、あたしの嫌いなタイプ。





 「あ、ごめんな。ホウキ、はい。」


目を合わせられない。拒絶反応でる。


 「ありがとう…ございます。」
 

 「つかダイジョブ?怪我ない?」

 
 「ダイジョブです。ご心配なく。」


顔が見れない分。関西弁がキツク聞こえる。

不良系で関西弁って・・・

早くこの場から逃げたい・・・・。


 「あ、本当にスイマセンでした。じゃ・・・。」


その場からダッシュで逃げるあたし。








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