やっぱ夏じゃないと!!



次の日も結城はあたしのところに来た。



「夕輝っ!」



来た・・・

あたしも結城と一緒に行動を共にしてみたい。
自由なアンタと・・・


でも、女子同士のケンカを知らないアンタを危険な目には・・・



「何?また来たの?何回言われても結城んとこにはいけないってば」



って言うしかなかった・・・



「・・・藍川が、お前を蹴落とそうとしててもか。」


え、コイツ・・・
知ってたの?


藍川は要注意人物だと、結構前から認識してた。

他のヤツとあたしを見る時の眼が違うから


でも、結城はこの数日で全てを読み取ったっていうの?


わかってんなら尚更自分から危険に首突っ込もうとすんなよ・・・



「・・・・・・うるせーよ」


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