恋するキモチ
プロローグ
『俺…ユキのこと
気になってるかも
しれへん…』
『え?』
『ごめんな
変なこと言うて…
忘れて』
疑似恋愛…
ネット恋愛
そんなの信じてなかった。
あたしは
むしろ受け入れられない
人間だった。
そんなメールが
某サイトの会員から
送られてきた。
電車のなか
ため息をつきながら
携帯をパタンと
閉じた…
セフレとさよなら
した日だった…