私。
真央さんを信用していいのかな…



だけどもう私の心の支えはあの差し延べられた手だけ。



生きるって決めたから…



お風呂から出て真央さんから借りた服に袖を通した。



リビングに戻ると美味しそうな匂いがした。


「ご飯出来たよ。」


テーブルにはパスタとサラダとスープ…

「美味しそう…。これ真央さんが作ったんですか?」



「あぁ、料理は好きなんだ。さぁ食べよう。」


「いただきます。」


…美味しい


「ど…どう?」


「美味しいです…美味しいくて…」


なんだか涙が止まらない。
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