【読切り超短】余計な話が入った昔話



「小銭なら俺が払います。

 あれでしたら、盗まれた額の2倍払います。」




お金に物を言わして

桃太郎はようやくおばあさんの意識を引きました。






「ありがとう。今日からお前は私の子供じゃ。」




桃太郎にとっては

大変話しの早い契約になり、


おじいさん不参加の元、

晴れて桃太郎は老夫婦の子供に承認されました。




< 6 / 18 >

この作品をシェア

pagetop