STAR SHINES




看護師さんに完全防備状態にされ、集中治療室に入る。










マスクをしているせいもあるが、何となく息苦しい感じがした。
















「優斗…。」








早良は立ち上がろうとした。




「気にしずに寝てて。」




そう言って俺は早良を寝かす。








「川原に来れなくてごめんね。」








「そんなの別にいいから。早く病気治して、また遊ぼう!」








「うん。ありがとう。」








そう言った君の目からは涙がぽろりと零れた。




「病気治して、絶対遊びに行くぞ!約束だからな。」








「うん。」








早良はボロボロ泣き始めた。




どうしてそんなに泣くのか、その頃の俺には全く分からなかった。








< 24 / 24 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop