ぼくの太陽 きみの星
でも、現在は?




昨夜、あたしたち何してた?



たいして何もしてないけど、今までのどんな行為よりも――




「未怜ちゃんのも着させてあげる。

服、どこだっけ」


琢磨くんの声で我に返る。



「やだ、いい、自分で着る」


あたしは笑って布団の中でごそごそと服を着た。





まるで二重生活みたいで、だましてるみたいで、つらい。



いや、”みたい”じゃなくて、だましてるんだ。





琢磨くんが、遠くなる。




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