ぼくの太陽 きみの星
(う……。)
この笑顔を前に、自分が言わなければいけないことを思って胸が痛んだ。
食べかけのプリンを膝に置く。
「琢磨くん……あたしね」
ごくり、とつばを飲み込む。
「……あなたとは付き合えない」
琢磨くんの顔色がさっと変わった。
「………未怜ちゃん」
「ごめんなさい、でも……あたし」
涙がじわりと沸きだした。
「自分の気持ちを偽ることはできないから……」
「まさか……まさかとは思うけど」
茶色い瞳が大きく見開かれる。
「……お兄さん?」
あたしは黙ってこっくりうなずく。
この笑顔を前に、自分が言わなければいけないことを思って胸が痛んだ。
食べかけのプリンを膝に置く。
「琢磨くん……あたしね」
ごくり、とつばを飲み込む。
「……あなたとは付き合えない」
琢磨くんの顔色がさっと変わった。
「………未怜ちゃん」
「ごめんなさい、でも……あたし」
涙がじわりと沸きだした。
「自分の気持ちを偽ることはできないから……」
「まさか……まさかとは思うけど」
茶色い瞳が大きく見開かれる。
「……お兄さん?」
あたしは黙ってこっくりうなずく。