ぼくの太陽 きみの星
「こんなこと言ってごめん。
未怜ちゃんは気にしないで。
体調悪いのに長々とごめんね。
……もう休んで」
琢磨くんは無理ににっこり笑って手を差し出した。
「これからも普通に仲良くしてくれる?
クラスメートだし、幼なじみだし、そこは変わらないから。
よろしくね」
「そんな……それはあたしが言わなくちゃいけないことなのに」
あたしは差し出された手をぎゅっと握った。
「ありがとう、琢磨くん。
ありがとう」
握った手に、涙がぽたぽた落ちた。
終わっちゃった……。
精一杯、全力であたしを受け容れてくれようとしてくれた人なのに。
結局最後まで一方的に傷つけて。
手を振って部屋を出て行く琢磨くんを見送ったあたしは、一人で長いことわんわん泣いた。
未怜ちゃんは気にしないで。
体調悪いのに長々とごめんね。
……もう休んで」
琢磨くんは無理ににっこり笑って手を差し出した。
「これからも普通に仲良くしてくれる?
クラスメートだし、幼なじみだし、そこは変わらないから。
よろしくね」
「そんな……それはあたしが言わなくちゃいけないことなのに」
あたしは差し出された手をぎゅっと握った。
「ありがとう、琢磨くん。
ありがとう」
握った手に、涙がぽたぽた落ちた。
終わっちゃった……。
精一杯、全力であたしを受け容れてくれようとしてくれた人なのに。
結局最後まで一方的に傷つけて。
手を振って部屋を出て行く琢磨くんを見送ったあたしは、一人で長いことわんわん泣いた。