ぼくの太陽 きみの星
再び未怜ちゃんを手に入れて、ぼくには有頂天の日々だった。
毎日のようにデートして、語り合って、唇を、肌を重ねて。
ずっと前からそうだったような、普通のカップル。
一度、一緒にお風呂に入ろうって言ったら、激しく拒否されちゃったこともあったけど。
ときどき、ふっと心が異世界に飛んじゃったみたいに考え込んでいるようなこともあった。
でも、それは前からだったし、そういうときはぼくは彼女をそっとしておいた。
「うーん、どっちも捨てがたいなぁ~。
どっちにしようかな……」
未怜ちゃんは、難しい問題でも見るような目つきでメニューをにらむ。
「うーん、これ!」
「んじゃ、ぼくはこれ!」
ぼくは迷わず、未怜ちゃんが迷った、もう一方の方をオーダーする。
「これ、おいしいよ。
未怜ちゃん食べてみて」
「……わ、めちゃくちゃおいしい」
どこかしみじみとした笑顔。
毎日のようにデートして、語り合って、唇を、肌を重ねて。
ずっと前からそうだったような、普通のカップル。
一度、一緒にお風呂に入ろうって言ったら、激しく拒否されちゃったこともあったけど。
ときどき、ふっと心が異世界に飛んじゃったみたいに考え込んでいるようなこともあった。
でも、それは前からだったし、そういうときはぼくは彼女をそっとしておいた。
「うーん、どっちも捨てがたいなぁ~。
どっちにしようかな……」
未怜ちゃんは、難しい問題でも見るような目つきでメニューをにらむ。
「うーん、これ!」
「んじゃ、ぼくはこれ!」
ぼくは迷わず、未怜ちゃんが迷った、もう一方の方をオーダーする。
「これ、おいしいよ。
未怜ちゃん食べてみて」
「……わ、めちゃくちゃおいしい」
どこかしみじみとした笑顔。