ぼくの太陽 きみの星
目で問いかけるあたしに、鷹耶は何も答えなかった。


(どういうこと?教えて――)




「……今日はこれくらいで許してほしい?」


ふと気づくともう、余裕の笑みに戻ってる。


「それとも、それじゃ満足できないかな?」


半分影になった整った顔が近づいて、ほんのり微笑む唇があたしの唇をふさぐ。

そのまま、パジャマの残りのボタンを片手で器用に外していく。


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