ぼくの太陽 きみの星
「やめてよ母さん、そういうこと言うの!」
「あら?言っちゃだめだった?」
明るくて楽しい琢磨くんのお母さん。
全然変わってない。
琢磨くんの家って、小学生のときに何回か来たことがある。
懐かしいな。
男の子らしく適度に散らかった琢磨くんの部屋で、並んで座ってケーキを食べる。
「たまたまケーキがあって良かった~」
「おいしいね」
なんて空気がなごんだ頃。
琢磨くんが悩ましげに口を開いた。
「あのさ。
ぶしつけなこと聞いて悪いけど……
中学入るとき引っ越したのって、お母さんが再婚したの?」
「うん、そう」
あたしはうなずいた。
「正確にいうと、再婚の話が大体固まったってとこ」
「なるほどね。
そうだよね、名字変わってるし」
琢磨くんも、うんうんとうなずく。
「あら?言っちゃだめだった?」
明るくて楽しい琢磨くんのお母さん。
全然変わってない。
琢磨くんの家って、小学生のときに何回か来たことがある。
懐かしいな。
男の子らしく適度に散らかった琢磨くんの部屋で、並んで座ってケーキを食べる。
「たまたまケーキがあって良かった~」
「おいしいね」
なんて空気がなごんだ頃。
琢磨くんが悩ましげに口を開いた。
「あのさ。
ぶしつけなこと聞いて悪いけど……
中学入るとき引っ越したのって、お母さんが再婚したの?」
「うん、そう」
あたしはうなずいた。
「正確にいうと、再婚の話が大体固まったってとこ」
「なるほどね。
そうだよね、名字変わってるし」
琢磨くんも、うんうんとうなずく。