ぼくの太陽 きみの星
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月曜がやってきてしまった。
メールも、電話も、留守電もずっと無視し続けてて……。
琢磨くんが悪いわけじゃないのに、これ以上傷つけてどうするの?
かといって、顔を合わせる勇気なんかない。
……のに、学校自体をこれ以上休むわけにもいかなくて。
ぎりぎりの時間に教室にすばやく入って席につく。
琢磨くんの姿が視界の端に入った。
琢磨くんの視線が針のように背中に突き刺さるのを感じて、思わず顔をそむける。
「ちょっと未怜、あんたたちなんかあったの?」
後ろから梨香につつかれた。
”災害級の「なんか」です。”
……なんて軽口を叩く気には当然なれなかった。
「……?」
梨香の怪訝そうな表情に、あたしは曖昧な笑みを返してた。
月曜がやってきてしまった。
メールも、電話も、留守電もずっと無視し続けてて……。
琢磨くんが悪いわけじゃないのに、これ以上傷つけてどうするの?
かといって、顔を合わせる勇気なんかない。
……のに、学校自体をこれ以上休むわけにもいかなくて。
ぎりぎりの時間に教室にすばやく入って席につく。
琢磨くんの姿が視界の端に入った。
琢磨くんの視線が針のように背中に突き刺さるのを感じて、思わず顔をそむける。
「ちょっと未怜、あんたたちなんかあったの?」
後ろから梨香につつかれた。
”災害級の「なんか」です。”
……なんて軽口を叩く気には当然なれなかった。
「……?」
梨香の怪訝そうな表情に、あたしは曖昧な笑みを返してた。