ぼくの太陽 きみの星
まさか……。



思わず閉じようとするヒザの間に琢磨くんが割り込む。


「ちょっと、やめ……」



「こうすると気持ちいいんだね」


くぐもった声がして。


ふと、温かい唇が触れた。


「やめて、だめ、お願い……」


小声で必死に訴える。


それに刺激されるかのように、舌の動きが激しくなる。



膝の力が抜けて、だんだん立っていられなくなってくる。


「ねぇ、やめて……」


破裂寸前の塊を抱えて、繰り返し、必死で訴えた。




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