ネコ専務シリーズ2
「タイトルは後回しだ。世界観も、まだ
詰めなくていいな。
このシリーズはキャラクターが売り
だから、まず魅力的なキャラクターを
考えよう」
ネコ博士は豪邸と呼んでいい大きさの、
自宅の机に向かって、この作品のために
用意した創作ノートに鉛筆で何か走り
書きしたり、
それを線や消しゴムで消して別のことを
書いたり、
それもやめてページを変えたりしながら、
一時間ほど考えていた。
夕日が部屋に差し込んでくるころ、ネコ
博士は「こんなものかな」と顔を上げ、
自分で入れたまま手をつけていなかった、
すっかりさ冷めたコーヒーを一気に飲み
こむ。
ネコ博士は机から創作ノートを取り上げ
ると、さっきまで書いていた、新シリー
ズのキャラ設定を口に出して読み上げ
始めた。
詰めなくていいな。
このシリーズはキャラクターが売り
だから、まず魅力的なキャラクターを
考えよう」
ネコ博士は豪邸と呼んでいい大きさの、
自宅の机に向かって、この作品のために
用意した創作ノートに鉛筆で何か走り
書きしたり、
それを線や消しゴムで消して別のことを
書いたり、
それもやめてページを変えたりしながら、
一時間ほど考えていた。
夕日が部屋に差し込んでくるころ、ネコ
博士は「こんなものかな」と顔を上げ、
自分で入れたまま手をつけていなかった、
すっかりさ冷めたコーヒーを一気に飲み
こむ。
ネコ博士は机から創作ノートを取り上げ
ると、さっきまで書いていた、新シリー
ズのキャラ設定を口に出して読み上げ
始めた。