ネコ専務シリーズ2
ネコ住職は目を覚ました。さっきまで
誰かと何か大事な話をしていたような
気がするが、まったく思い出せない。
ひとつだけ、「ガイア」という単語が
浮かんできたが、
ネコ住職はギリシャ神話には何の興味も
なかったので、その言葉から得られる
ものは何もなかった。
「今のは霊夢だったと思うのじゃが・・
何も思い出せないとはなあ」
ネコ住職はがっかりしたが、頭をふり
ふりしてあきらめると、
十色寺の新入りのトラ猫「水素爆弾」に
自らエサをやりに行くために、のっそり
と布団から起き出していったのだった。
おしまい
誰かと何か大事な話をしていたような
気がするが、まったく思い出せない。
ひとつだけ、「ガイア」という単語が
浮かんできたが、
ネコ住職はギリシャ神話には何の興味も
なかったので、その言葉から得られる
ものは何もなかった。
「今のは霊夢だったと思うのじゃが・・
何も思い出せないとはなあ」
ネコ住職はがっかりしたが、頭をふり
ふりしてあきらめると、
十色寺の新入りのトラ猫「水素爆弾」に
自らエサをやりに行くために、のっそり
と布団から起き出していったのだった。
おしまい