ネコ専務シリーズ2
ネコラス刑事VS怪猫10000面相(ミステリー・未完)
第一話「さらわれたネコ社長」
灼熱の太陽の照りつける、8月下旬の
こと。
いつものように電車で会社に出勤した
はずのネコ社長は、その日、いつまで
待っても会社に姿を現さなかった。
社員たちは、
「またどこかで道草食ってんだろう」
と誰も気にしなかったのだが、
その平和も、午後3時40分に会社に
かかってきた、一本の電話によって
破られることになった。
「私たちは、怪猫10000面相と
仲間たちだ。
そなたたちの会社の社長は、私たち
が誘拐した。返して欲しくば、一兆
円の身代金を用意したまえ。
もし払わない場合、そなたらの社長
がどうなるか、分かっているな?」
こと。
いつものように電車で会社に出勤した
はずのネコ社長は、その日、いつまで
待っても会社に姿を現さなかった。
社員たちは、
「またどこかで道草食ってんだろう」
と誰も気にしなかったのだが、
その平和も、午後3時40分に会社に
かかってきた、一本の電話によって
破られることになった。
「私たちは、怪猫10000面相と
仲間たちだ。
そなたたちの会社の社長は、私たち
が誘拐した。返して欲しくば、一兆
円の身代金を用意したまえ。
もし払わない場合、そなたらの社長
がどうなるか、分かっているな?」