ネコ専務シリーズ2
波乱の定例会議は終わった。会議室を
出たネコ専務は、後に残って人々の質問
に個別に」いろいろ答えていた周専務が
出てくるのを外で待ち、

彼が部屋を出てくると、横に並んで廊下
を歩きながら話をした。

「周君。君のことだから、オーラ・カー
 のことは先に相当調べているんだろう
 ね?」

すると周温頼は自身ありげに微笑んで、

「もちろんだ。自分でも実際に何度も
 乗ったよ。

 それに、オーラ・カーのアイデア自体
 は、弟から10年も前から聞かされて
 いたんだ」

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