ネコ専務シリーズ2
「赤トンボ、お前、なんでいっつも絵
ばっか描いてるわけ? 面白いか?
まあお前の絵は父さんの絵よりは
何描いてんのか分かる絵だけどな」
「うっさいわね。あんたはいい気に
なって「ウサギシュート」でも撃っ
てればいいのよ。
文化とか芸術なんて理解できる
アタマないんだから」
「ハハ。スポーツだって身体を使った
芸術だと思うけどね」
赤トンボは、双子のウサギがサッカー
で認められて、ちやほやされているの
が面白くないのだ。
赤トンボはあまり運動神経が良くない
ので、スポーツマンのウサギが本当は
ちょっとうらやましいのだが、それは
彼女が口が裂けても言わないことで
ある。
このように、ウサギと赤トンボはこの
ところだんだん仲が悪くなっていって
いるのだった。
ばっか描いてるわけ? 面白いか?
まあお前の絵は父さんの絵よりは
何描いてんのか分かる絵だけどな」
「うっさいわね。あんたはいい気に
なって「ウサギシュート」でも撃っ
てればいいのよ。
文化とか芸術なんて理解できる
アタマないんだから」
「ハハ。スポーツだって身体を使った
芸術だと思うけどね」
赤トンボは、双子のウサギがサッカー
で認められて、ちやほやされているの
が面白くないのだ。
赤トンボはあまり運動神経が良くない
ので、スポーツマンのウサギが本当は
ちょっとうらやましいのだが、それは
彼女が口が裂けても言わないことで
ある。
このように、ウサギと赤トンボはこの
ところだんだん仲が悪くなっていって
いるのだった。