ネコ専務シリーズ2
しかししばらくすると、また怒りが
ぶり返してきた。

何しろ、「いい大人にはどうにも物足り
ないキャラクター」とは、自分をモデル
にした主人公のことなのだ。

どうしてくれよう、と専務室の中をグル
グルウロウロと歩き回っていたネコ専務
だったが、

ふと良いアイデアを思いついて、ポンと
手を打った。
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