ネコ専務シリーズ2
ネコ専務はそれから毎朝、太陽新聞の
投書欄をチェックしたのだが、結局この
投書は載らなかった。

「エコー」欄は本の紹介のページじゃ
ない、ということだったのかもしれない。

しかしこの埋もれた投書の内の、ネコ
専務の予言は外れなかった。その4年後、
ネコ博士は本当にノーベル文学賞を受賞
してしまったのだ!
< 71 / 208 >

この作品をシェア

pagetop